育ててもすぐ辞めると嘆く前に採用ターゲットを明確にしませんか?
「せっかく育てても、すぐ辞めてしまう」
——動物病院の院長先生から、最も多く聞く悩みのひとつです。
ですが、その背景には 「誰を採用したいのかが明確になっていない」 という根本的な課題があります。
「良い人が欲しい」
「できれば長く働いてくれる人」
こうした抽象的な条件では、応募者の中からマッチする人材を見極めるのは難しく、結果的にミスマッチを生む原因となります。
性別による傾向
男性獣医師
家庭の大黒柱になる意識が強い
年収700万円以上を志向するケースが多い
キャリアアップや開業を視野に入れた転職が一般的
👉 病院として「売上を伸ばしたい」「専門分野を強化したい」場合には適していますが、長期定着には工夫が必要です。
たとえば、成果に応じた給与制度やスキルアップ支援の見える化がポイントになります。
女性獣医師
安定志向が強く、長期で勤務するケースが多い
ワークライフバランスや人間関係を重視する傾向
👉 「長く働いてほしい」「組織の基盤を支えてほしい」という場合にフィットします。
勤務環境の柔軟性や育児支援制度など、安心して働ける環境の整備が採用成功の鍵です。
年齢による傾向
20〜30代前半
キャリアアップや専門性獲得に意欲的
新しい医療技術やSNS発信などに積極的
👉 成長意欲が高く、病院の発展に貢献できる一方で、「成長実感がない」と離職するリスクもあります。
キャリアプランの共有や教育計画の提示が有効です。
30代後半〜40代以上
家庭を持つケースが多く、転職意欲は低め
安定した勤務と良好な人間関係を重視
教育・マネジメントを担う素養がある
👉 「診療件数を安定的に維持したい」「中堅層を確保したい」病院に適しています。
裁量を与えつつ、組織の支え手としての役割を期待する採用設計がポイントです。
ポイント整理
| 目的 | 最適な層 | 採用時の工夫 |
|---|---|---|
| 長く勤務してほしい | 女性、30代後半〜40代以上 | 働きやすさ・柔軟なシフト体制を訴求 |
| 売上を上げたい | 男性、20〜30代前半 | 成果連動・専門スキル支援制度を提示 |
| 診療件数を維持したい | 30代後半〜40代以上 | 安定した環境・チーム連携を重視 |
まとめ
採用は「良い人が欲しい」という願いから始まりがちですが、
本当に必要なのは“自院にとって良い人”を明確にすることです。
「長期定着を重視するのか」
「売上拡大を目指すのか」
「診療の安定を最優先にするのか」
まず経営的な目的を定めた上で、性別・年齢・志向性を踏まえた採用ターゲットを設計しましょう。
そうすることで、“すぐ辞める人を採用してしまった”というミスマッチを未然に防ぐことができます。
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